固定資産税を下げる方法ってあるの?
マイホームの固定資産税について不安な方も多いのではないでしょうか?
固定資産税は市の職員が家屋調査に来て、建物の資産価値をチェックすることで決まります。
私は家屋調査が初めてだったので、市の調査員の方に質問しまくりました!笑
そこで実際に調査員の方に聞いた
固定資産税の決まり方
をまとめます◎
マイホームを建てる際や、建てた後に参考にしていただけると幸いです。
この記事では主に
・家屋調査のチェックポイント
・固定資産税との関係
・税額が上がるオプション設備
について解説していきます。
・これから家屋調査を受ける方
・マイホームを建築中の方
・マイホームを計画中の方
・固定資産税を安くしたい方
・固定資産税について知りたい方
にとって参考になると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね☆
固定資産税の基本的な内容はこちらの記事で解説していますので、参考にしてみてくださいね!
工務店から市に提出してある図面などで、あらかじめチェックされている部分もたくさんあるそうです☆
それでは、解説していきます☆
家屋調査でチェックされるポイント
家屋調査でチェックされるポイント
=固定資産税にかかわるポイント
です
我が家の間取りをもとに、カテゴリー別床材で解説していきます☆
玄関
タイルの大きさ
玄関入ってすぐにチェックされたので、初っ端からビックリしました!笑
我が家の玄関タイルは30cmの正方形です。
タイル1枚あたりの大きさで評価額が変わるそうです。
ちなみにタイルは大きい方が高くなるとのことです。
土間収納もタイル張りなので加算されます。
タイルの大きさと大体の面積(枚数)を数えていかれました…
トイレ
基本的に便器の個数で決まります。
我が家は2階にもトイレがあるので高くなります。
手洗い機も加算対象ですか?
はい。
便器と一体型の場合は加算されませんが、便器と別になっているタイプの手洗い器は加算対象です。
なるほど!
ちなみに、男性用の小便器も個数に入るので加算されます。
また、洋式トイレより和式の方が安いということでした。
お風呂
広さと換気扇をチェックされました。
我が家は普通の換気扇しかつけていませんが、浴室乾燥機付きだと高くなるそうです。
脱衣室(ランドリールーム)
給水口の数をチェックされました。
ほとんどの家が1つだと思いますが、増えると高くなるそうです。
洗面室
我が家は洗面が2ボウルなのですごく気になってました(´;ω;`)ウゥゥ
2ボウルだと2倍になるんですか?
2倍というわけではありませんが、幅の広さや個数で計算され加算対象になります。
こだわりの洗面なので、仕方ないです(;^ω^)
洗面室以外に洗面台を設けているのも対象です。
(おかえり手洗い、セカンド洗面など)
キッチン
キッチンの幅を測っておられました。
大きさは対象になるようですが、その他は特に何もなく終わりました。
床材
無垢材だと高くなり、フローリングの方が安いです。
無垢材が高くなるとは思っていなかったのでびっくりでした(・・;)
水回りはタイルだと高くなり、クッションフロアの方が安いです。
タイルはやっぱり加算対象なんですね!
また、床暖房は加算対象で、面積によって決まります。
これはよく噂で聞いていた内容と一致していました◎
天井
標準の天井高は240㎝だそうです。
天井が高いと加算され、低いと安くなるそうです。
天井高まで加算対象なんて…びっくりです。笑
壁
クロスは安く、塗り壁は高くなります。
なんとなくですが、イメージ通りですね◎
換気システム
第1種換気>第三種換気(ダクトあり)>第三種換気(ダクトなし)
の順に高くなるそうです(・・;)
第一種換気は高くなるんですね・・・。
エコキュート
容量によって変わります。
容量が大きいほど高くなり、小さいほど安くなります。
必要以上に大きいと固定資産税が上がるし、小さいとお湯が足りなくなると大変だし…なかなか難しいですね(・・;)
外壁
サイディングやガルバなど材質によっての差はあまりないそうです。
が、材質をしっかりチェックしていかれました。
材質あんまり関係ないって言いながらチェックするんかーい!笑
屋根
屋根の出幅・傾きの角度材質によって変わります。
ざっくりですが、
・出幅が広い
・勾配がキツイ
と高くなるそうです(・・;)
屋根材が瓦の場合も高くなるそうです。
屋根の勾配や出幅によって、屋根の面積が変わるからです。
屋根の面積が狭いと安くなり、広くなると高くなります。
基礎
基礎が高い程高くなります。
また、基礎上~屋根までの高さも測っていかれました。
なんだか色々測らなくちゃいけなくて大変そう…
外構
カーポートって関係あるんですか?
カーポートは関係ありません◎
ガレージなど壁のあるものは含まれますが、屋根だけのカーポートは家屋という扱いにはなりません。
なるほど!!!!!
「外構は後でした方が良い」という噂はウソでした☆
ちなみにウッドデッキやタイルデッキも対象外です☆
壁がないモノは家屋に含まない
という判断基準があるそうです。
その他
その他にも気になったことを聞いてみました☆笑
勾配天井は加算対象になるんですか?
天井の高さが上がったり、勾配をつけることによって材質を使う量が増えるので高くなります◎
なるほど!!!!!
基礎や屋根のように、材質を使っている量が増えると高くなるんですね☆
ベランダやバルコニーは加算対象ですか?
はい。
ベランダやバルコニーは壁があるので家屋の一部に含まれます◎
なるほど!!!!!
壁の存在、デカい!!!!!
窓が大きかったり、増えたりすると高くなりますか?
いいえ。
窓が大きい・窓が多いということは、壁がその分減っているので特に変わりません。
なるほど!!!!!
確かにその通りです!
わかりやすい!
スイッチやコンセントの数によって変わりますか?
電気関係は図面であらかじめチェックしております。
個数というよりは、面積との兼ね合いです。
一般家庭であれば大差はないので、大体の家は高くならないと思います。
よっぽどつけすぎない限りは、加算対象にならないようです◎
埋め込み型のエアコンは加算対象ですか?
はい。
天井に埋め込まれているようなタイプは家屋の一部として扱われます。
とても参考になりました!
今回調査した内容をもとに
高くなる部分は×1.1倍
安くなる場合は×0.9倍
などで計算していくそうです。(↑は例の倍率です)
自治体によっても少しずつ違うそうです。
こうして、無事に家屋調査がおわりました。
5月に固定資産税の振込用紙が届くのでドキドキしますね!
まとめと感想
・基本的に、使用している材質が増えれば高くなり、減ると安くなる
・機能性の良い設備が豊富だと高くなりがち(浴室乾燥機・第一種換気・床暖房など)
・外構はほぼ関係なし
・壁がある部分や埋め込まれている設備は家屋の一部として加算対象になる
~これを踏まえて私が思った個人的な感想~
・必要以上の設備や装備は固定資産税もかかると認識しておく
・「外構は固定資産税に関係する!」という噂はウソ☆
・調査員さん神対応!
市によっては家屋調査の際に
「図面を準備してください」
と言われるそうです。
私の住んでいる市では
特に準備物はありませんでした。
以上、参考になれば嬉しいです☆
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家を建てたけど、固定資産税ってどれくらいかかるんだろう…