朝の支度で混み合う洗面所は嫌だ!
こんな思いを抱えておられる方も多いのではないでしょうか?
洗面や脱衣室って、意外と収納するものが多かったり、使いたい時間が被ったりするんですよね( ; ; )
今回は、
洗面と脱衣を分けるべき理由とメリット・デメリット
を詳しく解説します☆
私は6年以上前からマイホームを計画していましたが、
初期の間取り図からずっと洗面と脱衣は分ける派
でした☆
絶対に分けたかったんです。
この記事では、
・私が洗面と脱衣室を分けた理由
・洗面と脱衣室を分けるメリット
・洗面と脱衣室を分けるデメリット
について解説していきます。
この記事は
・マイホームを検討している方
・間取りを考えている方
・家づくりで後悔したくない方
こんな方にオススメの記事です◎
それでは、なぜ私が洗面と脱衣を分けたかったのか解説していきますね☆
洗面・脱衣を分けた理由
成長するにつれて育つ感情やプライバシーの大切さ
私は生まれた時から父方の祖父母と同居していました。
中学1年生の時に大手ハウスメーカーで家を新築したのですが、脱衣と洗面は一緒になっていて1坪の広さでした。
祖父母・両親・兄・妹の7人家族で、お風呂はもちろん順番に入ります。
お風呂に入る順番としては、祖父母からだったのですが、あとは早い者勝ちでした。
そうなると、
誰かがお風呂に入っているときに洗面が使いづらくなるんですよね。
上がった瞬間にバッタリ出会ってしまうなんてこともありました。
自分が入浴中に
「そろそろ上がろう」
と思っても
誰かがドライヤーや歯磨きをしていたら上がれない・・・
なんてこともしょっちゅうありました。
朝シャンしたり、夜勤明けで朝お風呂に入ったりする家族がいれば、もっと洗面が使いにくくなります。
それがものすごくストレスで、時間も無駄になるし本当に嫌だったんです。
今思い返しても、めちゃくちゃ嫌になります。笑
家族が多かったので核家族よりもストレスは大きかったと思います。
洗面と脱衣が同じ空間で、仕切れない状態になっていると…
・誰かが入浴している間は歯磨きできない
・誰かが歯磨きしているとお風呂から上がれない
・誰かが入浴中にドライヤーできない
・誰かがドライヤー中にお風呂から上がれない
・朝シャンや夜勤など生活リズムが異なる人がお風呂を使用中に洗面を使用できない
こんな状況になってしまうことがあるんです。
子どもが小さいうちは良いかもしれませんが、大きくなるにつれてプライバシーを大切にしてあげる必要が出てきます。
今だけのことを考えてしまうと、いつか後悔してしまうかもしれません。
置きたいものが多いスペース
洗面や脱衣室は収納したいものがたくさんあるスペースでもあります◎
・化粧品
・ドライヤー
・歯ブラシなどの衛生用品
子どもが成長するにつれて増えていく可能性がある
・タオル類
・パジャマ
・下着類
・洗濯用品
・シャンプーなどお風呂で使うもののストック類
脱衣室に洗濯機を置く家庭も多い◎
このように、洗面や脱衣スペースは生活動線を考えた時に、
置いておきたいものが決まってくるスペース
でもあります。
「着替えは脱衣に置かず、その都度自分で持ってくる」
「洗濯機はランドリースペースに置く」
「化粧品はそれぞれで保管する」
など、別の方法ももちろんあります。
が、
生活動線は悪くなります。
入浴後に必要なタオルや下着、パジャマなどは脱衣に置いておくのがベストです。
洗濯機は脱衣に置けばスムーズに洗濯でき、脱衣室をランドリースペースと兼用することで空間を有効的に使えます。
化粧品は洗面に置いておくと大きな鏡を見ながら、手洗いもしながら身支度することができます。
生活動線を良くするということは、
必要なものを必要なスペースで使用できるようにすること
です。
そして、そのスペースが
自分の動きに適した配置になっていることが大前提
です。
置きたいものが決まっているからこそ、余裕のある空間が必要になります。
使いたい時間がだいたい同じ
脱衣室を使用するのは、入浴の前後
です。
生活スタイルにもよりますが、入浴はだいたいの人が夕方~夜にします。
もしくは、朝風呂派の方もいるかもしれません。
洗面は主に、
朝の身支度や入浴後のドライヤー、就寝前の歯磨き、帰宅後の手洗いやうがい
に使用します。
もちろん、それ以外に使用する方もいると思います。
朝起きて、日中は仕事や学校に行き、夜に眠る生活スタイルの人が多いと思いますが、これって
洗面や脱衣を使用するタイミングが被りやすい
んですよね。
もちろん時間をずらせばいいのですが、その場合
時間の拘束
待つ
という2つのデメリットが発生します。
忙しい現代人にとって、正に
「時は金なり」
です。
そして、ただでさえストレス社会だと言われているのに、
待つストレス
や
時間の拘束によるストレス
が発生してしまう可能性もあります。
混み合う洗面での身支度
お風呂から上がってくるのを待ってからの歯磨き
ドライヤーが終わるのを待ってからの入浴
考えただけで日々のプチストレスが発生しそうです・・・。
そもそも洗面と脱衣を一緒にする意味は?
何度考えても、洗面と脱衣を一緒にするメリットが思い浮かばないんです。
スペースの削減?
いやいや、物が溢れて使い勝手も悪ければ意味がありません。
「水回り」という概念?
いやいや、トイレもキッチンも水回りですよね。
動線?
いやいや、一緒に空間じゃなくても近くにあれば動線は変わりません。
そもそもなぜ洗面と脱衣が一緒にされているのか、私には理解できないんです。笑
そしてメリットも省スペースというくらいで、使い勝手や動線が悪くなることしかないと思うんですよね。
洗面と脱衣は一緒だけど、1坪より広いスペースをとってるよ!
っていう方もたくさんおられると思います☆
それはそれでアリかなと思うのですが、
脱衣と洗面の間にロールカーテンは欲しいな
と個人的に思います。
あくまでも私個人の考え方なので賛否両論あると思いますが、私自身の経験から洗面と脱衣は分けておくことをオススメします☆
洗面・脱衣を分けたメリット
ごちゃごちゃしない
とりあえずスッキリします。
タオルや下着類などは脱衣においておけるし、洗濯用品も脱衣に余裕で置けます。
子どもたちが大きくなっても、冬用の嵩張るパジャマでも、空間を広々と使うことができます。
見られない安心感
家族といえど、性別が違ったり、思春期に差し掛かったりすると自分の裸を見られるのに抵抗が出てきます。
これは成長している大切な証なので、プライバシーを守ってあげることが必要です。
「親しき中にも礼儀あり」
親子でも、夫婦でも、兄弟でも、プライバシーを尊重し合える関係性は必要です。
湯気を抑えられる
最近の鏡は曇り止めがついていたりしますが、
お風呂を出た瞬間に洗面台の鏡が真っ白に曇って見えない!
なんて経験ありませんか?
私は実家でも、賃貸でも、毎日そのストレスがありました。笑
洗面と脱衣を分けることによって、湯気は脱衣室で止まるので快適に洗面を使用することができます。
その結果、ドライヤーするときにモワっとした空気の中で汗をかきながらすることもなくなります。
待つ必要や不安がない
空間が分けられているので、待つ必要がありません。
裸を見てしまうかも…
見られてしまうかも…
なんていう不安もありません。
結果、ストレスフリーです☆
来客時も安心です☆
ゆったり使える
洗面と脱衣を分けると、収納するものも分けられるのでスッキリ使えます。
その結果、空間に余裕が出てゆったりと使用することができます。
洗面の鏡は縦長よりも横長にしておくと、隣に立っても見やすいのでオススメです☆
洗面・脱衣を分けるデメリット
スペースが必要
建具で仕切るには、スペースがある程度必要です。
狭すぎると逆に使いにくいので気をつけましょう。
ロールカーテンで仕切るのであれば、「脱衣0.5坪、洗面1坪」という間取りもよく見かけます。
スペースに余裕があるのであれば1坪欲しいところですが、脱衣だけなら0.5坪あれば使えます。
(洗濯機があると0.5坪ではめっちゃ窮屈なので要注意です!!)
リビングを0.5坪削ってでも、私は洗面や脱衣に0.5坪余裕を持たせたいなと思います。
あくまでも個人的な考えなので、自分の希望や生活スタイルと照らし合わせてくださいね☆
まとめ
スペースに余裕があるなら分けるべき!
ストレスフリー!
動線◎
待つストレスがない!
気を使わなくても良い◎
プライバシーを尊重できる!
などメリットはたくさんあります☆
追記~ランドリースペースを一緒にする人必見~
◎洗面ではなく、脱衣と兼用するのがオススメ
なぜ?
「来客時に洗濯物が見られる可能性があるから」
洗面の場合…
・「ちょっと手洗わせて〜!」のケースあり!
・外遊び後、おむつ替えなどで洗濯物が見られる可能性大!
・新型ウイルスの流行で手洗いの習慣がより一層根付いた
洗面を物干しスペースと兼用することによって、隠しているつもりでも実は逆にめっちゃ見られる可能性もあるのでご注意ください◎
では、脱衣と兼用した場合はというと…
・基本、入浴前後や洗濯時にしか使用しない
・基本、家族のみが使用するスペース
・お泊まりするくらい親しい人しか入れないスペース
このように、脱衣室は洗面室よりも洗濯物を見られないスペースになります。
ランドリースペースは脱衣と兼用することで
朝~夕方・・・ランドリー
夜・・・脱衣
深夜・・・ランドリー
など使用する時間帯が被ることなく有効に使用できるというメリットがあります◎
参考になれば嬉しいです☆
洗面脱衣には広さが欲しい!