こんにちは!きしこです☆
住宅ローンって、そもそも金額がめっちゃ大きいんですよね。
3000万円?4000万円?5000万円?
でも、住宅ローンって組んだ額と支払う額が違うって知ってますか?
そう、金利が乗るからですよね。
さて、住宅ローンについての恐ろしいお話を踏まえながら(脅すなw)、住宅ローンの金利を比較する大切さをお伝えしていこうと思います。
実はうちの実家、めっちゃ苦労してきました・・・
幸せになるために家を建てたのに…
住宅ローンで家族が壊れた
これは私が体験した実話です。
私の実家は、特に裕福ではないですが、お金に困らない程度の暮らしができていました。
しかし、私が中1の時に家の建て替えをすることになりました。
新しい家になって自分の部屋ができたことが、とても嬉しかったのをよく覚えています。
しかし、ここから転落が始まります。
住宅ローンの返済は月に10万円以上、ボーナス払いあり。
各部屋でエアコンを使うので、電気代も上がりました。
兄と妹の3人兄弟だった我が家は、ちょうど学費もかかる時期に差し掛かります。
高校の学費、部活の道具や遠征費、お小遣いも欲しい年頃ですよね。
母はパートからフルタイムに切り替え、なんとかやっていました。
祖父母と同居していたのですが、介護が必要になったことにより、そこでもお金がかかる。
お金の喧嘩が増え、お金がない!と毎日のように耳にしてきました。
気がつくと、誰もリビングに近寄らなくなりました。
リビング階段でしたが、顔を合わせないよう時間帯を避けて帰宅していたのを覚えています。
顔を合わせるとお金の喧嘩が始まったり、電気代だの食費だの学費だの愚痴を言われるかもしれないという思いもありました。
親族に金利の見直しを提案されても、
「そんなもん分からん!」
と調べもせずに分からないの一点張り。
調べようとも動こうともせず、そのまま高い金利で借り続けていました。
結果、本来なら低金利時代になったので数百万円は下げられたであろう総支払額を、そのまま元の金利で支払い続けています。
立派なマイホームが幸せだと思ったことは最初だけで、そのあとは家に帰るのも嫌になるくらい毎日辛かったです。
家なんて建てなければよかったのに…
学生ながらに、そう思わずにはいられませんでした。
幸せになるはずのマイホームが、家族を壊してしまう。
そんな経験をしてきました。
家を建てて失ったもの
これは夫の実話です。
夫の実家は小3の時に建て替えたそうです。
家を建て替える前に家族会議が開かれたらしく、お父さんが
「家を建てたら、家族旅行に行けないかもしれない。それでも建てたいか?」
と子どもたちに聞いたんだって。
そしたら3兄弟みんな「家建てたーい!」って言ったそう。
当時お姉ちゃんが小6、夫が小3、弟が小1。
この話を聞いて、家族会議するって素敵だなと思ったよ。
そこで家を建て替えることになったんだけど、中学生になる頃には家計が厳しくなって、お母さんはパートの掛け持ちをし出した。
お年玉は好きなものを1つだけ買って、残りは家計に。
お弁当は白ごはんの上にお肉が2〜3枚乗ってるお弁当。
部活の道具も買えなくて、自分のお小遣いでセール品のスパイクを買いに行ったんだって。
でも、セール品だからサイズも合ってないスパイクだったんだって。
本当は自分のサイズに合うスパイクが欲しかったけど、高くて買えないし、親にねだることもできなかったみたい。
家族旅行に行けないだけでなく、生活自体も厳しくなっていったんだよね。
夫の実家も苦労してたって聞いて、夫婦ともども身の丈ハウスを懇願して建てたよ。
この事例から学んだこと
うちの実家と、夫の実家に共通していたのは「収支の変化」に備えていなかったこと。
もちろん、視野に入れてたかもしれないんだけど、予想していた以上に支出が増えたんだろうね。
部活や学費など、やっぱり成長とともにお金が必要になるから。
心理学の研究で、
「なぜかローンを組むときに自分の返済能力を過大評価する」
って結果が出てたけど、あれ本当なんだなと思った。
10年後、20年後を予知するのは難しくても、予測してリスクを下げておくことはできるよね!
せっかくのマイホームだから、どうしても予算が上がっちゃいがちだけど。
でも、未来の支出が増えた時のことも冷静に考える必要があるなと痛感してるよ。
うちの子も3年生と年長だけど、どこ行っても入場料とかかかるようになったし、外食したら1人前食べるし、習い事もさせてあげたいし…
お金のゆとりは絶対に必要だなと思う!
住宅ローンを少しでも安く!
団信と保険の見直し
住宅ローンの名義人に万が一のことが起こったら、住宅ローンの残債が0になるという団信。
その他にも、がん団信や3大疾病特約付きなど様々な種類があります。
これ、生命保険や医療保険とかぶってませんか?
例えば、個別で加入している生命保険が万が一の時に1000万円受け取れるものだとしたら、団信を付けておくメリットはあるかもしれません。
でも万が一の時に5000万円受け取れる生命保険に入っているとしたら、団信がなくても万が一の時に生活していける可能性が高いです。
受給額は人によって異なりますが、遺族年金などももらえるよ!
団信が本当に必要かどうかを見極めることが大切だね。
団信をつけると、その分金利が上がる仕組みになっているので、数千万円にかかる金利が上がると影響が半端ないです。
代替案はないか、他でリスク回避できないか、重複して保険をかけていないかなどチェックしてみましょう。
重複しているともったいないよ!
金利を比較する
建築会社から勧められた金融機関以外にも、金利の提案をしてもらうことができます。
ダントツで使われているのが「モゲチェック」という金利比較サイト。
ネットバンクを含めて複数社から金利を提案してもらえる、めっちゃ便利なサイトです。
10万人以上が使ってるシェア率NO.1の金利比較サイトだよ!
そもそも、建築会社から勧められる金融会社は、そこに仲介マージンが発生していることが多いです。
自分で金利を比較することで、もっと自分に合う金融機関が見つかる可能性大です。
「え!登録?めんど〜!」
と思う方も多いと思いますが、この5分の手間を面倒がらずにやるだけで、数百万円の金利差が出たりします。
実際に数百万円も支払額が下がった報告もたくさんいただいてます!
登録して活用すれば、金利についての質問や相談もできるので正直、メリットしかないです。
無料で使えて、質問や相談までできて、そして安くなる。
モゲチェックで金利比較したからといって、必ずそこと契約しなければならないわけではありません。
選ぶのは自由なので、必ず契約しなくちゃいけないわけじゃない!
めちゃありがたい!
自分がどれくらいの金利で借りれるのかという指標になるので、ぜひ使ってみてください。
モゲチェックで提案された金利をもって、他の金融機関に金利交渉することも可能です。
登録を面倒くさがらず、ぜひ活用して賢く住宅ローンを組んでくださいね。
マイホームで幸せな暮らしを
「マイホームを建てたら幸せになれる」というわけではありません。
住宅ローンという多額の借金を抱えるので、もちろんお金に余裕がなければ幸せから遠ざかる可能性もあります。
少なくとも、私が子どもの頃経験してきたマイホームは、幸せとは程遠いものでした。
家は住んでからがスタートです。
住んでから、10年、20年経っても同じ金額を払えますか?
30年、35年経って内装がボロボロになっても、毎月同じ金額が払えますか?
最初は良いかもしれません。
綺麗な家に払うお金が少々高くても、きっと満足できると思います。
でも、築30年の家に同じ金額を払うとなると、話は別です。
家は劣化するもの!
賃貸なら家が古くなれば家賃が下がりますが、マイホームはそうじゃない。
古くなっても、同じ金額を払い続けることになります。
10年先、20年先、30年先まで考えて、住宅ローンを組んで欲しいと心から願います。
そして、私や夫の実家のようにならないよう、今後も身の丈に合う家づくりを発信していこうと思います。
20年、30年経っても
「建ててよかった!幸せ!」
と思えるマイホームにしたいですね!
きしこ
今回は住宅ローンについてのお話です。