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【今からでも遅くない!】DV家庭で育った私が幸せになるためにしたこと

    今回は少しシビアな内容です。

    暴力的な表現が苦手な方は読むのを控えてくださいね。

    自分の過去に同情してもらいたくてこの記事を書くのではなく、

    誰でも幸せになれる要素を持っている

    という内容のお話です。

    もし、現在DVを受けていたり、見ていたりする方には是非読んでいただきたいと思います。

    はじめに

    家族構成

    私の生まれ育った家庭は、父方の祖父母と同居していました。

    両親、祖父母、兄、妹の7人家族でした。

    母が嫁いだその日から同居が始まり、母にとっては地獄の日々の幕開けでした。

    <祖父>

    DVの大きな原因は祖父の気性によるものでした。

    神経質ですぐに怒鳴り散らし、暴力や暴言は日常茶飯事でした。

    <祖母>

    とにかく卑しく、食べ物やお金に関してうるさい人でした。

    母(嫁)に対して意地悪で嫌味な人でした。

    <父>

    おおらかで優しい一面もありますが、祖父同様に神経質で短気でした。

    すぐに手を出し、そこら中のものを投げて大暴れしました。

    <母>

    明るくて前向きな性格ですが、よく泣いていました。

    私は母をだれよりも尊敬しています。

    <兄>

    幼少期から手のかかる子だと言われて育ちました。

    大人になってからADHDと知的障害だと診断されました。

    <妹>

    私から見ても本当に可愛くて救いの存在でした。

    妹とは今でもとても仲良しです。

    ざっくり過去を振り返る

    私は3人兄妹の真ん中でした。

    活発で元気、まじめ、明るい・・・こんな風によく周りから言われていました。

    実際、家の中が最低な家庭環境だったので、外の方が楽しかったんです。

    家庭内では本当に様々な揉め事が起こり、警察が来たこともあるし病院に救急でお世話になったこともありました。

    私は、学校のみんなに知られないことをひたすら祈っていました。

    中学生のころから夜出歩くようになり、高校生の頃には友だちの家に泊まり込み、短大生になるとほとんど家に帰らなくなりました。

    自分は不幸で、自分は可哀そうで、自分は何の価値もないのだと思って生きてきました。

    幸せそうな家庭の子がうらやましくて、自分から距離を置いていました。

    社会人になった年に祖父が他界、翌年に祖母が他界しました。

    しかし、実家の環境はたいして変わらず今でも様々な問題を抱えています。

    DV家庭で育った私が幸せになるためにしたこと

    友だちを見極める

    友だちは多い方でした。

    フランクでコミュニケーションをとることが元々好きなタイプなので年上、年下、同性、異性など偏りなく交友関係がありました。

    しかし、良い友だちばかりではありませんでした。

    悪友というか、私にとって本当に悪影響を及ぼすような友人もいました。

    ギャンブルや詐欺まがいの商売、異常な異性交遊などの話を持ち掛けてくるような友人たちでした。

    ここで断ることができたのが、まず大きな一歩だったと思っています。

    「嫌われないように自分にウソをつく」

    関係ではなく

    「本心を伝え合える」

    そんな関係性が築ける友だちが1人いればそれだけで幸せです。

    パートナーを見極める

    「結婚してから豹変した。」

    「妊娠中に浮気された。」

    「子どもにDVする。」

    など後から出てくる本性もたくさんあります。

    週に1~2回のデートではわからないことが多いので、結婚を決める前に同棲することをオススメしています。

    お金の価値観や生活スタイルなどがよくわかります。

    「男性としての魅力」よりも「人間としての魅力」に注目するのも大切です。

    私は夫を人として尊敬しています。

    友人でも、同僚でも、先輩でも、兄弟でも、恋人でも、夫婦でも、、、

    どんな関係性でも素敵な人だと思えます。

    人と同じフィールドに立つのをやめる

    よく自己啓発本などにでてくるフレーズで

    「自分は自分」

    「人と比べない」

    という意見があります。

    本当に大切なことだと思うのですが、これって本当に難しいんですよね。

    意識してはいますが、今でも人と比べてしまって一人で落ち込むことがあります。

    なので、なるべく「人のことは気にしない」ことにしています。

    自分と人はそもそも違うので、同じフィールドに立つことをやめてしまえば比べることもありません。

    自分を卑下しない

    ずっとずっと

    「自分なんて必要な存在じゃない」

    そう思って生きてきました。

    DV家庭で育った子は自己肯定感が低いことが証明されていますが、私もやはりそうでした。

    でも、どれだけ罵られた過去があったって、自分で自分を卑下することはやめようと思うようになりました。

    そう思えたのは夫のおかげです。

    必要以上に自分を卑下してしまうと、幸せという感情からはどんどん遠ざかっていきます。

    自分の価値観で行動する

    今でも時々実家に呼ばれることがあります。

    「様子を見に来てほしい」と。

    父と兄の関係性が良くなかったり、数年前に母方の祖父母と同居し始めてうまくいかないことが出てきたり・・・。

    でも、実家までは車で2時間以上かかります。

    夜中に呼び出されても行くのはやめました。

    冷たいと思われるかもしれませんが、私には私の家庭があります。

    幼い子どもが2人います。

    実家や母を放っておくことはしませんが、今は自分の家庭が最優先だと思っています。

    他にも、

    「人に勧められたから」

    「みんなが持っているから」

    という周囲の価値観に流されないで

    「自分にとって必要かどうか」

    「自分にとって価値があるかどうか」

    を考えるようになりました。

    感謝の気持ちを口にする

    思っているだけでは伝わりません。

    私は小さなことでも

    「ありがとう」

    を口にするようにしています。

    夫にも、子どもにも、友だちにも、、、

    「ありがとう」

    を口にすると自分も相手も嬉しい気持ちになります。

    小さなことですが、これを意識しただけで日常が感謝に溢れていることに気付くことができました。

    会いたい人に会う

    気の向かない飲み会やママ友とのランチ会に行くよりも、古くからの友人に会ったり恩師に会いに行くことを優先しています。

    私は夫の転勤で地元を離れてから、たくさんの友達と連絡を取っていました。

    「また遊びに行くね!」

    「今年中に会いに行くよ!」

    なんて言いながら、本当に会いに来てくれた友だちはほんの数人でした。

    もちろん、相手にも仕事や予定があり、忙しいのも承知です。

    しかし、本当に会いたいと思う人には忙しくても時間をつくって会いに行くものです。

    私も地元に帰る時、本当に会いたい人にコンタクトをとり、時間を合わせて会いに行きます。

    例えば1泊2日の場合、会える友達は限られてきます。

    そして、その時に真っ先に会いたいと思える人に1番に連絡します。

    地元を離れることで、本当に自分が会いたいと思える人が誰なのか気付くことができました。

    断捨離をする

    モノもそうですが、思い出の断捨離も必要です。

    ずっと捨てられなかったものを捨てると、心がスッキリしてきます。

    辛い過去がよみがえってくる写真やアルバム、手紙などは廃棄しました。

    過去を背負って生きるのは私にとってとても辛いことです。

    もちろん、良い思い出もたくさんありますが、そこにはいつでもDVの思い出が一緒にくっついてきて私を苦しめます。

    いつまでも

    「辛い人生だった」

    と自分の過去に嫌悪感を抱いているのはやめました。

    過去は過去です。

    今、私は夫と子どもたちに囲まれて平凡ですが幸せな日常を生きています。

    それだけで十分です。

    私が伝えたいこと

    これからの幸せに過去は重要ではない

    ずっと過去が私の足枷になっていました。

    どうあがいても逃れられずに付きまとい、こんな家庭環境で育ってきた自分は幸せになんてなれっこないと決めつけていました。

    しかし、私は過去を生きているわけではありません。

    今を生きていて、これからの未来のために行動することができるのです。

    過去の辛い思い出を振り返っては悲しい気持ちになるよりも、未来について考えることの方がよっぽど意味があると気づきました。

    過去ってどんなに悔やんでも変えられないので、断捨離すると本当にスッキリします。

    懐かしむことはあっても、それを振り返って掘り返して落ち込むことはやめました。

    私は今を生きていて、これからの未来を生きていきます。

    過去がどうであれ、私は今、平凡ですが幸せだと思って生きています。

    同じ経験をしてほしくない

    私の過去は本当に暗く、辛いものだったと思っています。

    我が家のDVパターンはお金の揉め事がほとんどでした。

    それもあって、私はお金を使うことが怖くなり、貧乏性になっていきました。

    Instagramでローコスト住宅を勧めているのも、情報収集と比較を呼び掛けているのも、すべてお金に関する失敗を防ぐためです。

    お金は人の心を簡単に変えてしまう力を持っています。

    仲が良かった夫婦がお金のトラブルで喧嘩したり、離婚したり、、、

    知人とお金のトラブルで揉めて殺傷事件になったり、、、

    私はお金のトラブルで暴力が起こるシーンを何度も何度も見てきました。

    同じ思いはしてほしくありません。

    パートナーや友人は本当に付き合っていける人ですか?

    不安が少しでもあるなら、もう少しシビアな目で人間性を見極めてほしいと思います。

    日常が幸せになれば幸福感が日々得られる

    大好きな夫と毎朝「おはよう」が言い合える。

    可愛い子どもたちが「ママ!」と駆け寄ってくる。

    家族みんなが無事に学校や仕事から帰宅する。

    そんな毎日の中の1コマに

    「すき」

    が詰まっていると幸せを感じられます。

    好きなコーヒーを好きなマグカップで飲む。

    好きな音楽を聴きながら好きな道を散歩する。

    好きなキッチンで好きな人のためにご飯をつくる。

    人生は一度きり。

    毎日どれだけの幸せを感じられますか?

    幸せは感じた者勝ちです。

    私は今日も好きなコーヒーを飲みながら、好きなチョコレートを食べて、好きな子どもたちと夫の帰りを楽しみに待ちます。

    そして、好きなInstagramでやBLOGで好きな皆さんとのやり取りをして、好きな文章を書く仕事をします。

    日常を幸せに感じたいのであれば、日常を「好き」で溢れさせることです。

    これからどうなりたいか

    あなたはこれからどうなりたいですか?

    どんな自分になって、どんな生活がしたいですか?

    私には夢がたくさんあります。

    子どもの頃から思い描いていた夢も、大人になってから描き始めた夢もあります。

    これから叶えたいと思う夢に、過去は関係ありません。

    年齢制限や身長制限などがある場合は別ですが、そのような制限がないのであれば今から始めてみても良いのではないでしょうか?

    夢や目標があると、それに少しでも近づけた時の幸福感は絶大です。

    人生は一度きりです。

    生きたい場所、やりたいこと、食べたいモノ、、、たくさんたくさん叶えていきましょう。

    もちろん、これから先どんな未来がまっているかはわかりません。

    今までは、過去に縛られすぎて未来までもが不安でいっぱいでした。

    しかし、見えない不安や本当に起こるかどうかわからない事柄に怯えているのは非常にもったいないことだと思うようになりました。

    未来に不安を抱きすぎて、未来の可能性を潰してしまわないようにしてほしいなと思います。

    もし私が幼いころに自分に出会えたら、

    「幸せになれるから大丈夫」

    と言ってあげたいなと思います。

    幸せになることを諦めてしまうのが一番悲しい選択です。

    まずは「好き」を見つけてみるところから始めてみてください。

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      ABOUT US
      きしこ
      8歳の息子と4歳の娘の兄妹ママです! 身の丈に合うローコスト住宅でシンプルライフを目指す33歳☆ 6年かけたマイホーム計画で学んだことをInstagramで発信! 4.3万人フォロワー様ありがとうございます☆ 2020年9月、ブロガーとして起業!