こんにちは!きしこです☆
家づくりで様々なハウスメーカーや工務店に話を聞いて回ると
選ぶ基準がわからない…
なんてことになる方も多いと思います。
私も実際にめちゃくちゃ迷いました。
間取りも違う
見積書の形式も違う
家の作りや装備も違う
とにかく比較しにくいんですよね!
そこで、ハウスメーカーや工務店を決める際に
・どこを重要視すればいいのか
・どんなふうに比較すればいいのか
・実際に使ってみてわかったこと
を解説していきます!
必須アイテムである比較表はPDFファイルになっていますので、印刷してご活用ください☆
この記事を見れば
・ハウスメーカーや工務店を選ぶポイント
・比較しなかった場合どうなるのか
・標準仕様比較表の使い方
こんなことがわかります。
それでは解説していきますね!
ハウスメーカー・工務店選びで重要視すべきポイント
まずは標準仕様を比較しよう!
なんかダジャレみたいになりましたが。笑
これが1番大事と言っても過言ではありません。
標準仕様って何?
と思われる方もいるかもしれません。
標準仕様というのは、オプションや追加工事なしの基本となる仕様のことです。
この標準仕様は各会社や商品によって異なります。
この標準仕様を比較しないまま契約してしまうと、
水回りや内装関係で選んだ仕様がオプションばかりだった!
なんてことになりかねません。
そして、オプション費用だけで何百万円も追加費用がかかることになってしまいます。
標準仕様、つまり基本のノーマル装備をしっかり比較しておくことにより、想定外の予算オーバーを抑えることができます。
例えば、標準仕様に食洗機が付いていない場合は、深型の食洗機をつけるために30万円程度かかります。
しかし、標準仕様に浅型の食洗機がついている場合は、深型へのグレードアップ差額が10万円前後で済みます。
このように、標準仕様についているかどうかでオプション費用が変わり、一つひとつ見ていくと金額の差がどんどん広がっていくのです。
また、価格帯が同じでも標準仕様を比較することによって、コスパが良い会社を見極められるようにもなります。
標準仕様を比較するポイントはここ!
では、標準仕様のどこに重点を置いて比較すれば良いのでしょうか?
たくさんあるのですが、実際に私が重要視して良かったと思うポイントをご紹介します。
家の構造や基礎、断熱材など
家の構造については木造・軽量鉄骨・2×4など会社によっての違いが明らかです。
基礎や断熱材は耐震や冷暖房効率など、暮らしの土台に影響してくるものなのでしっかりとチェックしておきましょう。
窓ガラス・サッシ
夏は窓から74%も熱が入り込み、冬は窓から52%も熱が流出することがわかっています。
冷暖房効率の良い快適な暮らしを求めるのであれば、窓やサッシの標準仕様は超重要ポイントと言えます。
水回り全般
キッチン・お風呂・洗面・トイレはしっかりと見ておきましょう。
水回りの標準仕様グレードが低いと、契約後にショールームへ行ってオプション費用の高さにびっくりする可能性があります。
水回りのグレードが高いと、毎日の家事が楽になるので標準仕様のグレードがなるべく高い会社を選ぶのがオススメです!
照明・カーテン・アンテナ・外部水栓など
細かくなりますが、これらが標準仕様で付いていない場合は全て揃えるのに数十万円はかかってきます。
特に、カーテンは各窓のサイズに合わせて施主支給となるとかなり手間もかかります。
アンテナや外部水栓が必要ないという方は問題ないのですが、標準仕様でついていると便利なので、あれば尚良しです◎
これらの標準仕様はしっかりと見ておくと安心です。
もしも、同じ価格帯のハウスメーカーや工務店を選ぶときに迷ったら、標準仕様を比較してみると隠れたオプション費用が見えてきます。
同じ価格帯でも、標準仕様が良くなければ追加の費用で数百万円上乗せされてしまうことになりかねませんので、十分注意してくださいね!
標準仕様比較表PDFファイルを作成したので、ぜひご活用ください!
この記事の最後に貼り付けてあります◎
標準仕様って、どんなふうに比較するの?
標準仕様の比較方法は極めて単純なので誰でもできます◎
各会社のパンフレットにも載っている内容がたくさんありますので、あらかじめパンフレットなどを見て項目を埋めていきましょう
細かくてわからない項目については、直接営業マンに尋ねてみると良いかと思います。
モデルハウスがあるハウスメーカーや工務店は、見学の際に比較表を持参すれば大体の項目を埋めることができると思います。
全部埋める必要はなく、気になる部分や重要視したい項目だけでもOKです!
水回りについては、たくさんのメーカーから選べる会社が多いので、メーカー名やグレードをメモしておくと良いでしょう。
例えば、キッチンの場合
・クリナップ…ラクエラ→ステディア→セントロ
・リクシル…シエラ→アレスタ→リシェル
・パナソニック…V-style→ラクシーナ→L–CLASS
・TOTO…ミッテ→ザ・クラッソ
・タカラスタンダード…リフィット→エーデル→トレーシア→レミュー
こんなふうに商品名によって価格やグレードが上がっていきます。
そしてさらに、水栓やコンロ、グリル、換気扇、食洗機など一つひとつの標準仕様グレードをメモしておくととてもわかりやすいですよ!
項目によっては、標準仕様でついていれば○、ついていなければ×という記入方法もあります。
標準仕様比較表の使用例も作ってありますので、ぜひ参考にしてください☆
実際に標準仕様比較表を使ってわかったこと
実際にハウスメーカーや工務店を選ぶ際に、標準仕様比較表を使ってみて
・最低でも5社くらいは比較が必要
・オプション費用の見積もりは必須
・実はコスパが良い/悪い会社がわかる
このようなことが分かりました。
私が実際に行った経緯として、資料請求も合わせて30社以上のハウスメーカーや工務店を比較・検討したという前提があります。
2〜3社を比較するだけでは差を感じられないことも多いかと思いますが、5〜6社くらい比べると各社の差がわかるようになってきます。
そして、価格帯を照らし合わせたときにコスパが良いのか悪いのかが一目瞭然になります。
グレードを上げたときの差額は、聞けば大体の金額を教えてくれるので、自分でざっくり計算してみましょう。
計算してみると、実はめちゃくちゃオプション費用がかかる会社だったり、逆にオプション費用がそれほどかからなかったりという事実がよく分かります。
そして、ひとつ注意点があります。
それは
必要以上の標準仕様は要らない
ということです。
例えば窓の場合、北海道や北陸ではトリプルガラスを選ばれる方が多いと思います。
しかし、それは住んでいる地域独特の気候による選択です。
極端に暑い・寒いという地域でなければペアガラスでじゅうぶん快適に暮らせるという方が多いでしょう。
ご自身の生活スタイルや住む地域、家族の人数、こだわりポイントなどによって、必要な標準仕様は異なってきます。
「全てのグレードが高いから良い」というわけではありません。
必要以上の標準仕様がついている場合は、グレードを下げれば減額調整することも可能な場合が多いです
1番オススメなのは、自分たちの求める設備に近い標準仕様です。
必要以上に標準仕様が備わっていても価格が変わらず、コスパが良いのであればお得ですが、必要以上の標準装備がついていて高額になるのであれば無駄な予算になってしまいます。
その点に注意しながら、標準仕様比較表を活用してください☆
標準仕様を比較するには複数の建築会社を回る必要があります。
共働きで時間がない
子どもが小さくて話を聞きにいくのが大変
など、なるべく効率よく建築会社を比較したい方には一括資料請求がオススメです◎
特に大手ハウスメーカーは立派なカタログを持っている会社ばかりなので、カタログである程度比較可能です。
地域の工務店は、できるだけ回って話を聞くのがオススメです!
カタログを見るだけでも勉強になるよ!
工法や断熱材など資料請求で基本的な部分がわかるのでオススメ!
ここから印刷可能!標準仕様比較表PDFファイル
それではこちらに標準仕様比較表を貼っておきますので、ぜひご活用ください☆
念のため、標準仕様比較表の記入例も一緒に作りました。
あくまでも例なので、ご自身の使いやすい方法で記入してもらえればと思います◎
先程の注意点にはくれぐれも気をつけてくださいね!
比較する会社が少ない方は、資料請求して比較対象のハウスメーカーや工務店を探すのがおすすめです!
他の会社の標準仕様がどのようなものなのか、パンフレットなどの資料をもとに参考にしてくださいね☆
皆様の家づくりの参考になれば嬉しいです☆
しっかり比較して、後悔しない素敵なマイホームにしてくださいね!
きしこ
どうやって選べばいいのかわからない…